生物の多様性分野の環境影響評価技術検討会報告書
生物の多様性分野の環境影響評価技術(III) 生態系アセスメントの進め方について(平成13年9月)

目次

はじめに 目的と経緯

資料1

第I部  陸水域生態系の環境影響評価の進め方

  1. 陸水域生態系の調査、予測の基本的な考え方
    1-1 陸水域生態系の特徴
    1-2 調査・予測・評価のあり方
    1-3 陸水域生態系と他の環境影響評価項目との関係
  2. スコーピングから環境影響評価の実施段階への手順
  3. 陸水域生態系の環境影響評価の手法
    3-1 陸水域生態系へ与える影響の整理
    3-2 陸水域生態系の調査
    3-3 陸水域生態系の影響予測
  1. ケーススタディによる検討のねらいと方法
    1-1 検討のねらい
    1-2 ケーススタディの作業手順
  2. ケーススタディ -河口堰を例として-
    2-1《スコーピング段階》
    2-1-1 地域特性の把握
    2-1-2 評価する上で重要な類型区分の検討・選定
    2-1-3 対象生態系の構造と機能の概略検討
    2-1-4 事業による影響要因の整理
    2-1-5 注目種の抽出
    2-1-6 調査・予測・評価手法の選定
    2-2《環境影響評価の実施段階》
    2-2-1 基盤環境と生物群集に関する調査・予測結果の概要
    2-2-2 注目種・群集に関する調査・予測結果の概要
    2-2-3 重要な生態系の機能に関する調査・予測結果の概要
    2-2-4 生態系への影響予測結果の概要
  3. 河川上流域における環境影響評価上の留意点―河川上流域におけるダム事業を例として―
    3-1 事業計画の把握および事業に伴う影響要因の整理について
    3-2 調査・予測の対象範囲の設定について
    3-3 類型区分について
    3-4 陸水域およびその生態系が有する重要な機能について
    3-5 注目種に関する調査・予測手法の検討例
    3-6 注目種および重要な機能の調査・予測について

資料2

第II部  「生態系」項目の環境保全措置・評価・事後調査の進め方

  1. 1 環境保全措置の立案と調査・予測・評価などの関係(全体の流れ)
  2. 環境保全措置
  3. 評価
  4. 事後調査
  1. 陸域生態系 -面開発事業を例として-
  2. 陸水域生態系 ―河口堰新築事業を例として―
  3. 海域生態系 -公有水面埋立事業を例として-

資料3

第III部  「地形・地質」「植物」「動物」項目の調査・予測・環境保全措置などに関する留意点

  1. 「地形・地質」「植物」「動物」の調査・予測・環境保全措置・評価・事後調査の考え方
  2. 地形・地質
  3. 植物
  4. 動物

資料4

環境影響評価のより良い運用に向けて
(1)環境影響評価の客観性向上に向けた様々な主体における取り組み
(2)個別案件ごとの創意工夫の重要性に対する理解
(3)環境影響評価業務の客観性の確保
(4)合意形成のための積極的な意見交換の場の確保
(5)環境保全措置および事後調査の実行性を担保するための体制の確保
(6)環境影響評価制度の拡充と関連法令などによる環境保全の強化


参考文献