環境項目 | 土壌 | 技術等の種類 | 調査 |
---|---|---|---|
技術等の名称 | 車載型地中試料採取技術 | ||
技術等の概要 | 揮発性物質による土壌・地下水汚染調査として、土壌/土壌ガス/地下水採取用プローブを目的に応じて油圧ハンマーで打ち込み、試料を採取する技術である。そのため打撃式簡易ボーリングに比較して作業効率がよく、作業員の労力も軽減できる。 | ||
調査・予測の 必要条件 |
バギー車(1.5m×2m程度)の入るスペースが必要。 建屋内での作業には、排ガスに留意する必要がある。 コンクリート等の床面は、別途カッターで小孔掘削が必要。 |
||
適用範囲 | 対象物質:重金属(Cd、Pb、As、Se等)、無機化合物(シアン等)、還元性無機化合物(Cr6+等)揮発性有機化合物(ジクロロメタン、四塩化炭素、1,2-ジクロロエタン、1,1-ジクロロエチレン、シス-1,2-ジクロロエチレン、1,1,1-トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン等)、難揮発性有機化合物(PCB等)、揮発性炭化水素(ベンゼン等)、農薬(有機燐化合物、1,3-ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ等) | ||
課題 | 騒音は作業者近くでは95dB程度になる。 液状物質の場合には、不攪乱試料採取時に逃がす可能性がある。 粘土など不透水層を打ち抜くと、浅い土壌・地下水汚染では汚染物質を深層にまで侵入させる可能性がある。 |
||
参考とした 文献・資料 |
(社)土壌環境センター(1999)土壌・地下水汚染に係る調査・対策指針および運用基準. | ||
備考 | 孔の大きさによるが、試料の採取孔は土壌ガス吸引井や観測井として使用可。 |