環境項目 | 水質 | 技術等の種類 | 予測 | ||||||||
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技術等の名称 | 自然浄化効果のモデル化 | ||||||||||
技術等の概要 | 沿岸域の開発に伴い、干潟や浅海域の持つ機能の重要性が指摘され、特に水質汚濁と密接な関係を持つ浄化能の定量評価手法が検討されつつある。 | ||||||||||
生物現存量を用いる手法 | 水質の水平分布からの解析 | 生態系モデルによる解析 | |||||||||
生息生育する生物(海藻草類、マクロベントス)の現存量と摂餌速度、生産量/現存量比から浄化能を推定する。 | 水質の水平分布の時間変化をもとに、ある系内での物質消失量を算出し、これを浄化能とする。 系全体の浄化能を評価することができる。 |
系を構成する生物相、非生物環境をグループ化し、それらの相互作用(捕食関係)をモデル化し、N,Cなどを用いて物質の循環量を解析する。 系全体の浄化量を季節や任意の時空間スケールで評価できる。 |
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調査・予測の 必要条件 |
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適用範囲 | |||||||||||
課題 | ある特定の生物、過程を評価するものであり、系全体としての浄化能を評価するものではない。 | 得られた浄化能が観測時の水質や流況に大きく依存するため、代表性のある結果を得るためには多くの観測を繰り返す必要がある。 | 生物・非生物に係る多くのパラメータに関する上方が現状では限られている。 | ||||||||
参考文献 | 木村賢史、島津暉之、赤澤豊、三好康彦、紺野良子、大島菜緒子(1992)人工海浜(干潟)の浄化能について.東京都環境科学研究所年報、1992、89-100. | 佐々木克之(1989)干潟域の物質循環.沿岸海洋研究ノート、26、172-190. |
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備考 |