大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書
大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)<スコーピングの進め方>(平成12年8月)

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技術シート 登録番号:水質-15

環境項目 水質 技術等の種類 予測
技術等の名称 水平二次元レベルモデル
技術等の概要  水平方向の二次元的な広がりに加え、鉛直方向の流速分布を考慮したモデル。水平方向に加え、水域を鉛直方向にも層分割し、各格子点、各層の水平流速、鉛直流速、水面を計算する。

[1]潮汐、密度傾度、河川水流入、海上風を考慮する
[2]流体は回転体上の非圧縮性流体として扱う
[3]コリオリのパラメータは対象水域で一定とみなす
[4]鉛直方向には静水圧近似が成り立つ

 基礎方程式を添付資料に示す。

調査・予測の
必要条件
・水域の形状
・境界における流速・水温、水質
・気象条件(日射量、気温、風速、湿度、雲量)
・再現性検討のための流速・水質観測データ
適用範囲
課題
参考文献 森北佳昭・天野邦彦(1991)貯水池水質の予測・評価モデルに関する研究.    土木研究所報告、182(1)、1-109.

池田裕一(1998)水圏の環境.東京電機大学出版局、東京、pp404.

平野敏行(1998)沿岸の環境圏.フジテクノシステム、東京、pp18.

(社)環境情報科学センター(1999)環境アセスメントの技術.中央法規出版、東京、pp1018.

備考  

添付資料-1

基礎方程式

fig_08.gif (20462 バイト)

 

 

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