大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書
大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)<スコーピングの進め方>(平成12年8月)

大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)TOPへ戻る

技術シート 登録番号:振動-1

環境項目 振動 技術等の種類 予測
技術等の名称 建設省土木研究所提案式(道路交通振動の予測)
技術等の概要  建設省土木研究所提案式は、自動車1台走行時の地盤振動値を設定し、交通流の発生にシミュレーションを用い、交通量、路面平坦性及び地盤条件等から回帰分析手法を用いて、予測式の各種補正項を設定した式である。

【予測式】

fig_01.gif (4340 バイト)

調査・対象の
必要条件
小型車および大型車の時間交通量
平均走行速度
上下線合計の車線数
地盤卓越振動数
道路構造
適用範囲 平面道路:等価交通量(600以下)、走行速度(20~100)、車線数(2~8)、路面平坦性(1~7mm)
高架道路:等価交通量(50~850)、走行速度(40~100)、車線数(2~8)、最大段差量(5~30mm)
盛土道路:盛土高さ(2~8.5m)
切土道路:切土深さ(2.5~10m)
掘割道路:掘割深さ(2~6m)
課題 ・振動源と受振点に介在する媒質の変化量を考慮した予測の検討
・地盤性状を考慮した予測の検討
参考とした
文献・資料
建設省(1986)建設省庁所管道路事業環境影響評価に関する実施上の運用(案)について.

日本道路協会(1989)道路環境整備マニュアル.丸善、東京、pp257.

備考

前ページへ 次ページへ