環境項目 | 騒音 | 技術等の種類 | 予測 |
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技術等の名称 | 点音源シミュレーションモデル | ||
技術等の概要 | このモデルは、道路構造、沿道の地形、建物等の状況をモデル化するとともに交通条件(交通量、走行速度等)に基づき発生させた乱数により自動車の位置を決め、各車両からの騒音レベルの瞬時値を予測地点ごとに求める計算過程を繰り返したのち、騒音レベルの統計値(中央値L50)等を算出する手法である。 予測精度は極めて高いのが特徴である。 |
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調査・予測の 必要条件 |
自動車のパワーレベル 大型車、小型車の走行速度 自動車と計算点との距離 道路の縦断勾配による補正値 周辺の建物、地形等の障壁位置の設定 |
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適用範囲 | 道路の分合流点、インターチェンジなど、道路構造が複雑な部分。 自動車が非定常走行をする部分。 トンネル坑口周辺など、無限長直線道路とみなすことができない部分。 |
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課題 | ・条件設定、計算にかかる時間が多大であり経済的でない。 ・収束計算であるため、1ケースの計算に数回の計算を行い、その平均値を予測値とする。従って、計算値の再現性に課題が生じる。 |
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参考とした 文献・資料 |
佐々木寛・山下充康(1984)道路特殊箇所の騒音の予測方法に関する検討 -インターチェンジ部周辺-.日本音響学会誌、40(9)、638-643.
神奈川県(1994)三浦縦貫道路事業環境影響予測評価書 資料編. |
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備考 |