大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書
大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)<スコーピングの進め方>(平成12年8月)

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第5章 大気質技術シート

登録番号:大気質-22

環境項目 大気質 技術等の種類 予測
技術等の名称 UAM (Urban Airshed Model)
技術等の概要  都市域において、化学反応を伴う短期濃度予測を行うためのオイラー型の三次元数値解析モデルであり、オゾン、窒素酸化物、揮発性有機化合物(VOC)など23物質を対象とする。気相光化学反応モデルにはCarbon-Bond 4 (Gery et al 1988)を用いている。
 EPAの推奨モデルとなっている。
調査・予測の
必要条件
 発生源データ:点源位置、煙突高・内径、排出量等、非点源強度等
気象データ :グリッド毎の風速風向、混合層高さ、安定度、気温
湿度、気圧大気質データ:グリッド毎の初期濃度
適用範囲  都市域における化学反応生成物質濃度変化を、1~2日程度の期間において時間毎に予測する。
課題  初期条件として、グリッド毎の気象データ、汚染物質濃度等を与える必要がある。なお、これらの煩雑なデータ作成のための、GUIを用いたプリプロセッシングモデルも用意されている。
参考となる
文献・資料
UAMGUIDES (Urban Airshed Model with Graphical User Interface and DEcision support) (http://www.iceis.mcnc.org/uamguides/index.html)

U.S.ENVIRONMENTAL PROTECTION AGENCY(1999)Appendix W to 40CFR Part51.
備考

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