登録番号:大気質-21
環境項目 | 大気質 | 技術等の種類 | 予測 |
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技術等の名称 | 三次元数値解析手法 | ||
技術等の概要 | 3次元の流体力学モデル(差分法等)を用いて、複雑地形における風(風速・風向)の場を予測し、この場をもとに汚染物質(ガス状、粒子状物質)の拡散・飛散をシミュレーションするものである。 乱流などのメッシュオーダー以下の現象再現手法により、k-εモデル、クロージャーモデル(HOTMAC/RAPTAD)などの種類がある。 |
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調査・予測の 必要条件 |
(1)気象条件 時刻別風向風速 (2)排出源条件 排ガス量、排ガス温度、排出口高さ、排出汚染物質の濃度 (3)地形条件 (4)風速の鉛直分布を決定するべき指数の設定 |
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適用範囲 | |||
課題 | ・風の場を予測するに当たり、十分な現況再現を把握する必要がある。 ・接地逆転層の考慮は困難である。 ・計算結果は短期時間スケールの予測値である。年平均値を算出する場合は、プルーム・パフ式で計算した1時間値との補正係数を設定する等から年平均値を計算する。 |
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参考となる 文献・資料 |
横山長之(1992)大気環境シミュレーション -大気の流れと拡散-.白亜書店、東京、pp202. 岡本眞一(1993)大気環境アセスメントのためのコンピュータ流体解析の基礎.(社)産業環境管理協会、東京、pp142. |
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備考 | 米国のモデルとして、リアルタイムのグリッド気象データをもとに予測を行うRAMS(コロラド大)や、EPAの推奨モデルであるUAMなどがある。 |