大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書
大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)<スコーピングの進め方>(平成12年8月)

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第5章 大気質技術シート

登録番号:大気質-18

環境項目 大気質 技術等の種類 予測
技術等の名称 呼吸モデル
技術等の概要  道路堀割区間の蓋かけ部が断続している場合や堀割区間が短い場合に、堀割構造内の車両走行に伴い、吸排気が交互に繰り返されること(呼吸作用)をモデル化し、堀割構造道路内の道路軸方向の濃度分布を定式化した計算式を基本とする計算手法。
 開口部から周辺への拡散については、通常の拡散モデルを用いて予測する。
 堀割区間出口付近については、トンネル抗口に見立てた噴流モデルを用いる。
調査・予測の
必要条件
交通条件(交通量、車速、大型車混入率)
道路構造条件
適用範囲 基本的に一方通行道路
(対面交通による混合については研究段階にある)
堀割構造道路内部の濃度予測には使えない。
課題  今後の実施事例により、パラメータの設定等に係る知見が蓄積されることが望まれる。
参考となる
文献・資料
備考

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