大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書
大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)<スコーピングの進め方>(平成12年8月)

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第5章 大気質技術シート

登録番号:大気質-13

環境項目 大気質 技術等の種類 予測
技術等の名称 EDMS (Emissions and Dispersion Modeling System)
技術等の概要 空港による大気汚染予測のためのモデルで、排出量予測と拡散予測の双方を行う。排出源は、空港施設等の固定発生源と、車両等の地上発生源、および航空機を扱うことができる。
 EPAの推奨モデルの一つ。
調査・予測の
必要条件
気象条件:風速、風向、時間毎気温、Pasquill-Gifford安定度
適用範囲 煙源条件:固定源(点源)、車両、航空機の複合予測が可能
地形条件:平坦
予測範囲:50km以下
予測時間:1時間~1年間
対象物質:CO,NOx,SOx,HC,SPM
課題 米国の気象条件、地形条件等での予測を前提に作成されているため、我が国における適応については慎重な検討が必要である。
 なお、同モデルはソースコードが公開されているが、コードに変更を加えた場合には" EDMS "ではなくなることに注意が必要である。
参考となる
文献・資料
EDMS - Microcomputer Pollution Model for Civilian Airports and Air Force Bases: User's Guide. FAA Report No. FAA-EE-91-3

Appendix W to 40CFR Part51 U.S.EPA 1999 
備考

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