2 調査手法
2.1 眺望景観の把握
1)調査・予測・評価対象となる眺望景観の状態把握
スコーピング段階で抽出された主要な「景観資源」「眺望点」「眺望景観」を対象とし、現況における眺望の状態を把握するに先立ち、各要素ごとに以下の手順で以後の調査、予測、評価の対象となる眺望景観を特定した上で、その眺望の状態と眺望点の利用の状態を把握する。
この段階での調査方法は表Ⅱ-2-1に示すとおりであり、地形・地被・地物に関する数値データの取得による数値地形モデル等の作成とそれらを用いた視認性解析の実施、現地踏査による目視確認、写真・ビデオ等の映像情報の取得及びカウント調査・ヒアリング調査・アンケート調査等を行う。
特定の場所から特定の対象を眺める眺望点の場合には、シーンとしての眺望景観が認知されるが、連続した眺望点群から不特定の対象を眺める場合にはシークエンスとしての眺望景観が認知されることとなる。このような場合には、連続した眺望点群を対象とした視認解析や現地踏査による目視確認を行うことにより、最も影響が大きいと判断される眺望点を抽出し、シーンとしての眺望景観に代表させるのが一般的である。
また、眺望の状態把握に当たっては、同じ対象を同じ場所から眺めた場合でも、短期的には天候や季節により、長期的には自然や人の営みにより変化する動的なものである点に留意し、写真撮影を四季ごとに行ったり、過去の映像情報を収集し現況と比較する等、変化状況の把握が重要である。
なお、視認性解析及び現地踏査による目視確認の結果、眺望内に事業実施区域及び事業によって出現する工作物が含まれる可能性が極めて低いと判断された場合には、この段階で調査・予測・評価の対象から除外することも可能である。
スコーピング段階で抽出された景観資源、眺望点から、調査・予測・評価対象となる「眺望景観」を特定していく過程を、視認可能域の解析結果や現地写真等を示しながらわかりやすく解説する必要がある。
また、調査・予測・評価対象として抽出された「眺望景観」の眺望の状態と利用の状態の把握結果は、各眺望景観ごとに個票形式でまとめる等して、わかりやすく整理するための表現上の工夫が必要である。
2) 認識項目の設定と指標の選定
記の手法で調査・予測・評価の対象となる眺望景観の利用の状態と眺望の状態を把握した上で、対象となる眺望特性を把握するに先立ち、当該地域の眺望の評価にとって重要な観点は何かを個別案件ごとに検討しなければならない。
検討に当たっては、表Ⅰ-4-1を参考としながら、大きくは普遍価値と固有価値のそれぞれの価値軸に含まれる認識項目の中から当該地域において重要と思われる認識項目を設定する。
次に、設定した認識項目と関わりが深い(相関が高い)代表的指標を、既存の知見や研究例等を参考としながら選定し、各眺望ごとに指標に着目した解析を行う。ただし、認識項目と指標との関係が明らかになっていないものに関しては、直接、価値に関する認識把握や感覚量測定のためのヒアリング調査や評価実験等を行う必要があり、特に固有価値に区分される認識項目の多くは、認識項目と指標との関係が不明確なものが多いことから、これらの調査が必要となる。
眺望景観の価値を把握するための認識項目と関わりの深い代表的指標との関係について、既存の知見及び研究例等により紹介されているものは、表Ⅱ-2-2に示したとおりであるが、いずれも固定化された汎用的指標として認知されているものではないことから、個別案件ごとに適用性等の検討を行い、適正な認識項目と指標を選定していく必要がある。
認識項目の設定には一律の基準があるわけではなく、個別案件ごとに事業者の判断で設定することとなる。判断材料としては眺望景観の評価構造に関する研究等の既存文献や、スコーピング段階で寄せられた意見等が参考となる。設定の理由を示すとともに、参考とした文献等がある場合には文献名等を準備書中に記載しておく必要がある。
表Ⅱ-2-1 眺望景観の状態に関する調査の項目・内容・方法
調査項目 |
調査内容 |
調査方法 |
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利用の状態 | 利用者数 | 眺望点として利用されている場所の利用者数、季節変動、年変化等を把握する。 |
・ 現地踏査 |
利用者の属性 | 眺望点として利用している人の年齢層、グループ構成、発地、頻度等を把握する。 | ||
利用形態 | 眺望目的の利用の優先性や利用上の特徴、眺望以外の利用の種類等を把握する。 | ||
眺望の状態 | 視覚画像 | 写真やビデオ等の映像データとして記録することにより眺望景観の状態を把握する。 | |
地形・地被・地物データ | 調査対象地域内の現況における標高データ、植生(樹種・樹高等)データ、工作物の位置・規模・構造データ等を把握する。 | ||
眺望対象 | 眺望景観の中で主題となる特定の眺望対象の有無を確認し、主要な眺望対象と調査対象とした景観資源や事業実施区域の位置関係等を把握する。 | ||
眺望方向・視覚 | 眺望が開けている主な方向を方位で、その広がりを角度で確認し、その中での主要な眺望対象、調査対象とした景観資源、事業実施区域の位置関係を把握する。 | ||
景観構成 | 眺望景観の近景・中景・遠景の主体を成している地形・地被・地物の状態と特徴的な素材の有無等を確認し、その中での主要な眺望対象、調査対象とした景観資源、事業実施区域の位置関係を把握する。 | ||
視認性解析 |
特定の眺望点からの可視領域や複数の視点群からの被視頻度解析等を行い、特定の眺望点から見えている場所や多くの視点から見られやすい場所を確認し、調査対象とした景観資源や事業実施区域の視認性を把握する。
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表Ⅱ-2-2 眺望景観の認識項目と代表的指標例及び調査・解析方法
価値軸 | 認識項目 | 代表的指標例 | 調査・解析方法 |
普遍価値 | 自然性 | ・緑視率 ・人工物の視野内占有率 |
・映像情報を用いた物理量測定 |
眺望性 | ・視界量(可視空間量・遮蔽度) ・視野角 ・視野構成(仰・俯瞰、近・中遠景の構成) |
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利用性 | ・利用者数 ・利用のしやすさ ・利用者の属性の幅 |
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主題性 | ・主要な興味対象の有無 ・興味対象の見込み角(興味対象の水平・垂直方向の見えの大きさ) ・興味対象との間に介在する地形・地被・地物 ・視軸の明確さ |
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力量性 | ・視距離 ・見えの面積 ・仰角 ・奥行き感 ・高さ/視距離 |
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調和性 | ・背景との色彩対比(明度・彩度・輝度) ・背景の支配線(スカイライン)の切断の有無 ・シルエット率 ・背景の支配線(スカイライン)との形状的類似性 ・背景とのスケール比 ・興味対象との位置関係 |
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統一性 | ・複雑度(形態的類似性、色彩的類似性) ・整然度(配置の規則性、リズム感 |
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審美性 | ・美しさ(「普遍価値」の総合的な指標) | ||
固有価値 | 固有性 | ・他にはない際立った視覚的特徴 |
・アンケート調査 |
歴史性 | ・古い時代から継承されてきた視覚的特徴 ・歴史的史実を想起させる視覚的特徴 |
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郷土性 | ・地域の原風景として想起される視覚的特徴 ・地域のシンボルとして認識されている視覚的特徴 |
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減少性 | ・地域において失われつつある視覚的特徴 | ||
親近性 | ・地域の人々に親しまれている視覚的特徴 |
3)眺望景観の価値の把握
個別案件においては、、表Ⅱ-2-2を参考としながら、先に設定した認識項目に対応した指標把握及び価値に関する直接的な情報取得のための調査・解析を実施し、調査・予測・評価の対象として状態を把握した眺望景観ごとに調査結果を取りまとめ、各価値軸に対応する眺望景観の価値の状態をわかりやすく整理して示す。
なお、これらの価値の把握については、全国一律の絶対的な基準値(判断が分かれる閾値に関する一般解)が既存の研究等で明らかにされている指標は大変少なく、大半は地域特性によって異なるものであることから、調査対象とした眺望景観間での相対的比較を基本とし、既存の研究例等のデータについては参考値として示す等して、個別案件ごとに現状における価値ができる限り正確に理解されるよう、ケースバイケースで表現方法を工夫していく必要がある。
また、価値の把握結果をどのように表現するかについては、既存事例が少ないが、準備書を閲覧する一般の方々が、できる限り正確に理解できるような工夫が必要である。
2.2 囲繞景観の把握
1) 景観区の区分
囲繞景観の把握に当たっては、事業実施区域近傍に設定した直接改変域や特性変化が生じる可能性のある範囲内を調査対象として、身の回りの景観として一体的に捉えるべき区域毎に細区分し、囲繞景観を把握する空間単位としての景観区の区分を行う。
景観区の区分方法には、現時点においては未だ確立した手法が存在するわけではないが、比較的精度の高い地形情報に基づく小水系・標高・傾斜区分、地形・地質調査の結果から得られた地形分類等の地形的要素と、植物調査の結果から得られた植生区分等の地被的要素、さらには視認性解析や現地踏査による目視観察結果等の情報を組み合わせることにより、景観的均質性や一体性を目安として、個別案件ごとに区分することとなる。
また、景観区の区分は階層的な構造になっているため、調査対象となる地域の特性や対象事業の規模・内容によって、大区分、中区分、小区分というように、事業による景観区の変化を捉えるのに適切なスケールになるまで段階的に区分していき、適切なスケールの景観区を採用する。
2) 囲繞景観の状態把握
個々の景観区ごとに囲繞景観の状態を把握するに当たっては、特定の「景観資源」「眺望点」「眺望景観」を把握するのではなく※、以下に示すように、「場」「利用」「眺め」といった広い概念に基づいて調査を実施する必要がある。
この段階で実施すべき調査は表Ⅱ-2-3に示したとおりであり、調査データの整理・解析を通じて、対象地域全体及び大区分、中区分、小区分等の景観区のスケール単位で囲繞景観の状態を把握する。
(1) 場の状態
場の状態とは、囲繞景観を構成している物理的、生物的、人文的対象そのものの状態を把握することであり、先に区分した景観区ごとに、地学要素、自然現象、生物要素、人文要素といった観点から、個々の要素の状態を把握する。
(2) 利用の状態
利用の状態とは、囲繞景観を認知する人間の存在を把握することであり、先に区分した景観区ごとに、利用者数、利用者の属性、利用形態を定量的、分類的に把握する。
(3) 眺めの状態
眺めの状態とは、囲繞景観の状況を視覚的に把握することであり、先に区分した景観区ごとに、景観区内を透視図(スケッチ)、写真、ビデオ、CG等の視覚的情報として把握するとともに、必要に応じ見通し距離や明るさ、色彩等の視覚的刺激に関する物理量を現地での測定により把握する。
調査によって景観区内の特定の場所から特定の対象を眺める眺望点の存在が明らかとなった場合には、先に示した眺望景観における調査、予測、評価の対象として扱うこととなる。
また、景観区内に、一連の連続した眺めが何らかの関係をもって存在するような場合には、見え隠れの効果や急激な視界の広がりにより印象が強まるというように、視覚的変化のプロセスが重要な場合もあることから、調査に当たってはこのような観点についても見落とすことのないよう留意が必要である。なお、その場合には、視覚的変化のプロセスを記号化して示す等、調査結果の取りまとめに当たっての表現上の工夫が必要となる。
※:個別事業に係る主務省令においては、環境要素としての景観を「景観資源」「眺望点」「眺望景観」という3つの要素に細区分している。しかし、これらの要素は個々に独立したものではなく、本来は密接不可分なものであり、景観を客体としての環境要素として科学的・技術的に把握するための分析的アプローチの手段としての区分に他ならないというのが景観分野における一般的な考え方である。
表Ⅱ-2-3 囲繞景観の状態把握に関する調査の項目・内容・方法
調査項目 | 調査内容 | 調査方法 | 整理・解析に用いる主なデータ | |
場の状態 | 地学要素 | 地形の形状や特徴、高さや幅・距離等の物理的数値、及びそれらの経年的変化の状況等を把握する。 |
・現地踏査 |
・ 地形・地質項目に関するデータ、現地踏査、ヒアリング結果 |
自然現象 | 間欠泉、渦潮、樹氷等の自然現象について、視覚的に捉えられる形態や色彩等の特徴、発生時期や条件、及びそれらの時間的、季節的、経年的変化の状況等を把握する。 | ・ 地形・気象・水環境項目に関するデータ及びその他自然現象に関わる資料、現地踏査、ヒアリング結果 | ||
生物要素 | 生物素材の形態や色彩的特徴、生物群の種構成や生態に伴う視覚的特徴、及びそれらの季節的、経年的変化の状況、人為による管理の現状や将来の方針等を把握する。 | ・ 動物・植物・生態系項目に関するデータ及び現地踏査、ヒアリング結果、収集資料データ | ||
人文要素 | 人工物の形態や色彩的特徴、周囲の自然素材との視覚的な関わり、及びそれらの経年的変化の状況、人為による管理の現状や将来の方針等を把握する。 | ・ 文化財、郷土史、観光関連資料等と現地踏査、ヒアリング結果 | ||
利用の状態 | 利用者数 | 現況において、景観区内に囲繞景観を認知する人間がどの程度いるのかを、景観区内に立ち入る人の人数、季節変動、年変化等の数量的データにより把握する。 | ・ カウント調査結果、現地踏査、ヒアリング結果、既存の利用統計データ | |
利用者の属性 | 現況において、景観区内の囲繞景観を認知している人間がどのような属性を有しているのかを、景観区内に立ち入る人の居住地、年齢層、立ち入り頻度、グループ構成等を分類別の数量的データにより把握する。 | ・ カウント・アンケート調査結果、現地踏査、ヒアリング結果、既存の利用統計データ | ||
利用目的・時間 | 現況において、景観区内の囲繞景観を認知している人間がどのような目的で、あるいはどの程度の時間、景観区内に立ち入っているのか等を、定性的、定量的に把握する。 | ・ アンケート調査結果、現地踏査、ヒアリング結果 |
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眺めの状態 | 視覚画像 | 各景観区内の眺めを、透視図、写真、ビデオ、CG等の視覚画像を取得することにより把握する。 景観区内の視覚的変化のプロセスを把握する必要がある場合には、ビデオ等の連続的な画像として眺めの変化状況を把握する。 |
・ 現地踏査結果、資料収集等から得られた映像情報、空中写真等のデータ | |
視覚刺激の物理量 | 見通し距離、明るさ(照度)、基調色、構成要素の色彩・輝度等、視覚的な刺激に対する物理量を現地で測定することにより把握する。 | ・ 現地での物理量測定データ、場の状態把握の結果 |
2) 価値軸による囲繞景観の価値把握
(1) 認識項目の設定と指標の選定
上記の手法で調査・予測・評価の対象となる範囲内での景観区の区分と囲繞景観の状態把握を行った上で、各景観区の囲繞景観の価値を把握するに先立ち、当該地域の囲繞景観の評価にとって重要な観点は何かを個別案件ごとに検討しなければならない。
検討に当たっては、表Ⅰ-4-1を参考としながら、大きくは普遍価値と固有価値のそれぞれの価値軸に相当する認識項目の中から当該地域において重要と思われる認識項目を設定する。
次に、設定した認識項目と関わりが深い(相関が高い)代表的指標を、既存の知見や研究例等を参考としながら選定し、各景観区ごとに景観要素の状態把握に関する調査結果を用いて指標に着目した解析を行う。ただし、認識項目と指標との関係が明らかになっていないものに関しては、直接、価値に関する認識把握や感覚量測定のためのヒアリング調査や評価実験等を行う必要があり、特に固有価値に区分される認識項目の多くは、認識項目と指標との関係が不明確なものが多いことから、これらの調査が必要となる。
囲繞景観の価値を把握するための認識項目と関わりの深い代表的指標との関係について、既存の知見及び研究例等により紹介されているものは、表Ⅱ-2-4に示したとおりであるが、いずれも固定化された汎用的指標として認知されているものではないことから、個別案件ごとに適用性等の検討を行い、適正な認識項目と指標を選定していく必要がある。
(2) 囲繞景観の価値の把握
個別案件においては、表Ⅱ-2-4を参考としながら、先に設定した認識項目に対応した指標把握及び価値に関する直接的な情報取得のための調査・解析を実施し、先に区分した景観区ごとに調査結果を取りまとめ、各価値軸に対応する囲繞景観の価値の状態をわかりやすく整理して示す。
なお、これらの価値の把握については、全国一律の絶対的な基準値(判断が分かれる閾値に関する一般解)が既存の研究等で明らかにされている指標は大変少なく、大半は地域特性によって異なるものであることから、調査対象とした囲繞景観間での相対的比較を基本とし、既存の研究例等のデータについては参考値として示す等して、個別案件ごとに現状における価値ができる限り正確に理解されるよう、ケースバイケースで表現方法を工夫していく必要がある。
表Ⅱ-2-4 囲繞景観の認識項目と代表的指標例及び調査・解析方法
価値軸 | 認識項目 | 代表的指標例 | 調査・解析方法 |
普遍価値 | 多様性 | ・ 地形の複雑度 ・ 植生、土地利用のモザイク度 |
・映像情報を用いた物理量測定 ・映像情報を用いた感覚量測定 ・現地での物理量測定感覚量測定 ・数値地形モデルの作成による可視解析、地形解析 ・地形図データからの読み取り ・現地踏査による目視観察映像情報取得 ・アンケート調査 ・ヒアリング調査 ・カウント調査 ・資料調査 ・環境影響評価における調査結果の引用再解析 |
自然性 | ・ 植生自然度 ・ 緑被率 ・ 大径木の存在 ・ 水際線の形態 ・ 河川の流路の形状 ・ 水の清浄さ |
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傑出性 | ・ 高さ、大きさ、広さ、深さ、長さ、古さ | ||
視認性 | ・ 見られやすさ(被視頻度) | ||
利用性 | ・ 利用者数 ・ 利用のしやすさ ・ 利用者の属性の幅 |
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快適性 | ・ 森林内の見通し度 ・ 水辺への接近性 ・ 空間的広がり ・ 人工物等による圧迫感の程度 ・ 人工物等の色彩調和の状況 |
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固有価値 | 固有性 | ・ 地名と関わりの深い要素の存在 ・ 他にはない独特の要素の存在 |
・ヒアリング調査 ・資料調査 ・映像情報を用いた感覚量測定 ・現地での感覚量測定 |
歴史性 | ・ 古い時代から継承されてきた要素の存在 ・ 歴史的遺産、史跡等の存在 |
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郷土性 | ・ 地域の生活習慣や文化と関わりの深い要素の存在 ・ 地域の内と外とを区別する要素の存在 ・ 地域のシンボルとなっている要素の存在 |
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減少性 | ・ 地域にとって失われつつある要素の存在 | ||
親近性 | ・ 地域の人々に親しまれている要素の存在 |