大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書
大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)<スコーピングの進め方>(平成12年8月)

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技術シート 登録番号:土壌-9

環境項目 土壌 技術等の種類 調査
技術等の名称 酵素免疫法
技術等の概要  抗原抗体反応を利用した分析方法である。特定の有害物質と結合する抗体をつけた試験管に試料水を入れて抗体と反応させ、反応しなかった抗体に酵素(標識物質)を結合させ、これに試薬を加えて酵素反応による生成物を発色させて分光光度計で吸光度を測定する。
 抗原抗体反応を利用して特定化合物を検出するので、きわめて選択的であり、夾雑物の多い試料に適している。また、アメリカ環境保全局(EPA)で承認を得ているキットも多く、信頼性が高い。
調査・予測の
必要条件
適用範囲 対象物質:ダイオキシン類(水中でppt~ppb)、PCB(土壌中で0.5ppm~)、ベンゼン(水中で5ppb)、農薬(シマジンで水中0.03ppb~)他
課題  対象物質に対応する抗体が必要であり、やや高価である。
参考とした
文献・資料
浦野紘平・石井誠治(1998)水質簡易測定技術の開発状況と応用.水環境学会誌、21(5)、2-7.

日色和夫(1996)バイオ技術による水質の簡易測定法の紹介.環境技術、25(11)、51-56.

備考

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