大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書
大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)<スコーピングの進め方>(平成12年8月)
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技術シート 登録番号:水質-13
環境項目 |
水質 |
技術等の種類 |
予測 |
技術等の名称 |
鉛直一次元モデル |
技術等の概要 |
水域において水温などの特性が鉛直的には違いが見られるが、水平には一様とみなせる場合に、水域を鉛直方向にのみ分割したモデル。
対象水域を厚さΔyの水平層に分割し、それぞれの層について連続式、熱・濁質・水質の各保存式を適用することにより、水温、濁度、水質を予測する。
基礎方程式を添付資料に示す。 |
調査・予測の 必要条件 |
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貯水池諸元 |
・ |
流入流出水量・濁度、水質 |
・ |
気象条件(日射量、気温、風速、湿度、雲量) | |
適用範囲 |
・ |
成層状態にある湖沼や貯水池において、対象(水温、水質など)が水平方向に一様に分布しているとみなせる場合。 |
・ |
水塊や濁質塊が洪水の初期に流入してくる場合、鉛直方向の流動が生じる場合など、水平方向の水の挙動が一様でない場合には適用できない。 | |
課題 |
- 水温、濁度の予測に主に用いられてきたが、現在では濁度、栄養塩については鉛直二次元モデルあるいは水平二次元多層モデルが用いられることが多い。
森北佳昭・天野邦彦(1991)貯水池水質の予測・評価モデルに関する研究. 土木研究所報告、182(1)、1-109.
安芸周一・白砂孝夫(1975)貯水池流動形態のシミュレーション解析.発電土木、134、 |
備考 |
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添付資料-1
基礎方程式
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