大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書
大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)<スコーピングの進め方>(平成12年8月)

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技術シート 登録番号:水質-4

環境項目 水質 技術等の種類 調査
技術等の名称 LANDSAT衛星による温排水モニタリング
技術等の概要  大容量臨海発電所の集中立地化に伴い、温排水の拡散域が広域に及ぶ例が多い。
 広域モニタリングを迅速に行う手法として、LANDSAT衛星の熱赤外線センサー(TM)による温排水モニタリング手法の有効性が次のように確認された。

LANDSATデータと水温実測値との相関は高い
LANDSATデータから得られる温排水拡散パターンは現地観測結果と非常に良好な一致を示す。
定期的あるいは計画的なLANDSATデータの取得は困難と考えられるが、全国平均では約4シーンに1つの割合で雲の影響の少ないデータが得られる。
調査・予測の
必要条件
LANDSAT衛星の熱赤外線センサー(TM)データ
現地観測データ:初期設定に必要
適用範囲 温排水の広域モニタリングを行う場合。
課題
参考文献 水鳥雅文・仲敷憲和・坂井伸一(1991)温排水モニタリングへのLANDSAT衛星の適用性.電力中央研究所報告書(U91006).

水鳥雅文・坂井伸一・仲敷憲和(1991)LANDSAT衛星による温排水モニタリングの実用性.海岸工学論文集、38、886-890.

備考  

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