環境項目 | 騒音 | 技術等の種類 | 予測 |
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技術等の名称 | 航空機騒音の予測式:加重等価感覚騒音レベルWECPNL | ||
技術等の概要 | 米国連邦航空局(FAA)が提案した航空機騒音予測モデル(INM:Integrated
Noise Model)はEPNL(実効感覚騒音レベル)とスラントディスタンス(航空機から受音点までの最短距離)とで整理された騒音距離減衰のデータベース(以下、騒音基礎データという)を基に計算するものであるが、そのままでは国内に適用できない。 本予測手法は、このINMの騒音基礎データを「航空機騒音に係る環境基準」に定めるWECPNL算出式に対応させるために、EPNLを騒音ピークレベルdB(A)に換算した騒音基礎データを用いてWECPNLを計算する方法である。 WECPNLの予測式は、「航空機騒音に係る環境基準について」に示される計算式を用いる。(添付資料-1参照) |
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調査・予測の 必要条件 |
・騒音基礎データ(騒音ピークレベル-スラントディスタンス) ・飛行プロフィル ・離着陸回数 |
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適用範囲 | |||
課題 | |||
参考とした 文献・資料 |
宇田浩三・渡辺正己(1987)関西国際空港における航空機騒音の予測.騒音制御、
11(2)、83-86.
(社)環境技術科学センター(1999)環境アセスメントの技術.中央法規出版、東京、pp1018. 東京都(1998)環境影響評価書 大島空港拡張整備事業. |
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備考 |
[1]WECPNLの予測手順
図 WECPNLの予測手順
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[2]スラントディスタンス-騒音レベル曲線(騒音基礎データの例)(B747-LR)
[3]離陸プロフィルの例(B747-LR) [4]着陸プロフィルの例 出典:宇田川・渡辺(1987) |