大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書
大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)<スコーピングの進め方>(平成12年8月)

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第5章 悪臭シート

登録番号:悪臭-3

環境項目 悪臭 技術等の種類 予測
技術等の名称 発生源での臭気総排出強度(OER、(TOER)からの推定
技術等の概要 TOER(総臭気排出強度:臭気濃度×排ガス両m3N/分)の値から、大まかに臭気の影響の起こり具合、臭気到達距離、苦情範囲を経験的に推定する。

TOER 悪臭公害の起こり具合 臭気到達距離、苦情範囲
104以下 一般的には起こらない
105~106 小規模の影響があるか、可能性が内在している 最大到達距離:1~2km
苦情は500m以内が中心
107~108 小・中規模の影響あり 最大到達距離:2~4km
苦情は1km以内が中心
109~1010 大規模の影響あり 最大到達距離:10km以内
苦情は2~3km以内が中心
1011~1012 最大の発生源で、例はない 最大到達距離:数10km
苦情は4~6km以内が中心
参照:「においの用語と解説」臭気対策研究会
調査・予測の
必要条件
類似対象事業(場所)でのTOERの調査が必要である。
適用範囲 あくまでも大まかな推定である。
課題  
参考となる
文献・資料
(社)環境情報科学センター(1999)環境アセスメントの技術.中央法規出版、東京、pp1018.
備考  

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