【Ⅲ-15】 参考文献一覧
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関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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1 |
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都市~近郊 |
シンボルとなる景観資源の抽出とその構成要素の分析 |
道内都市部住民を対象とした想起アンケート |
[1]北海道におけるシンボライズされた都市景観要素としての緑地 [2]造園雑誌 48(5) 270-275 [3]浅川昭一郎、鈴木幹雄、小林昭裕[4]1985 |
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全般 |
眺望タイプ別の視点場となりやすい場所の抽出 |
地域住民に対するアンケート調査とその分析 |
[1]好んで眺める風景と視点場等の保全 [2]小原豊明 [3] [4] |
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緑地 |
緑地の抽出とそれに対する市民意識の把握 |
空中写真判読、一般市民アンケート調査 |
[1]都市計画における緑地の調査研究(Ⅱ)緑地意識と緑地の保全・整備、長野市を事例として [2]第14回日本都市計画学会学術研究発表会論文集、415-420 [3]丸田頼一、阿部邦夫、島田正文、峯村富太[4]1979 |
4 |
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河川 |
河川景観に対する評価決定要素の分析 |
アンケート結果を数量化Ⅱ類を用いて分析 |
[1]大阪市内における都市河川の景観分析に関する一考察 [2]土木学会第35回年次学術講演会講演概要集 第4部、328-329 [3]佐藤道彦、松川昭夫、浜田圭一郎[4]1980 |
5 |
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自然風景地~全般 |
景観解析(地域区分)の基本的手法・考え方の整理 |
メッシュアナリシス、オーバーレイ |
[1]自然風景地計画のための景観解析 Ⅰ [2]観光、15,58-64 [3]塩田敏志、小島通雅、前田豪、布施六郎[4]1967 |
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自然風景地~全般 |
囲繞景観の解析手法・考え方の整理 |
メッシュアナリシス、オーバーレイ |
[1]自然風景地計画のための景観解析 Ⅱ [2]観光、16,63-69 [3]塩田敏志、小島通雅、前田豪、布施六郎[4]1967 |
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自然風景地~全般 |
眺望景観の解析手法・考え方の整理 |
メッシュアナリシス、オーバーレイ |
[1]自然風景地計画のための景観解析 Ⅲ [2]観光、17,58-64 [3]塩田敏志、小島通雅、前田豪、布施六郎[4]1967 |
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湖岸 |
景観の類型化手法の検討 |
地形×土地利用を用いた区分、メッシュアナリシス併用 |
[1]景観類型化から見た湖岸環境に関する考察 [2]昭和56年度 第16回日本都市計画学会学術研究発表会、361-366 [3]中岡義介[4]1981 |
(1/13)
概要 |
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№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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海岸 |
眺望形態に応じた視点の類型化 |
海にまつわる古地名(例:日和山等)や文学に描写された視点位置等を分析 | [1]海岸景観及びその体験の典型に関する研究 [2]昭和60年度 第20回日本都市計画学会学術研究論文集、391-395 [3]斎藤潮[4]1985 |
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自然風景地 |
風致的重要性から見た森林の類型化手法の検討 |
森林に係わる定量的諸条件を用いて類型化を行うためのフローを確立 |
[1]森林の風致的類型化に関する研究 [2]造園雑誌 48(5) 258-263 [3]油井正昭、石井弘[4]1985 |
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● |
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農村 |
地名等に着目した空間構成、認識の分析 |
地域住民ヒアリング、文献調査、現地踏査 |
[1]農村集落の民俗空間構成に関する研究 [2]造園雑誌 48(5) 318-323 [3]笹谷康之,中村良夫[4]1985 |
12 |
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● |
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やや都市的な地域 |
河岸(土手)の形態による水辺快適性・親水性の分析 |
被験者を用いた現場実験 |
[1]実験現場による水辺快適性の評価 [2]環境情報科学、14-3 [3]青木陽二[4]1985 |
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全般 |
水辺の価値の分析・整理 |
風景写真・絵画の題材としての水辺の位置づけを分析 | [1]水辺風景論 風景画・風景写真分析からの試み [2]国立公園、374,8-21 [3]進士五十八 |
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河川沿い |
景観構成要素とその認識の分析 |
写真の構図分析 |
[1]望ましい環境に関する意識調査 [2]国立公園、367,18-21 [3]寺田達志[4]1980 |
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不定 |
景観の価値判断基準の整理 |
主に既往知見の整理 |
[1]自然風景地における景観アセスメントの諸問題 [2]造園雑誌46(1):27-34 [3]屋代雅充[4]1982 |
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全般 |
河川景観の類型化と類型ごとの視点分布傾向の分析 |
数量化Ⅲ類 |
[1]河川景観の象徴的表現形式に関する研究 [2]土木学会第36回年次学術講演会講演概要集、135-136 [3]平田昌紀、中村良夫、北村眞一[4]1981 |
17 |
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観光レクリエーション地全般 |
観光レクリエーション地の資源性評価 |
定量的諸条件を点数化し、評価 |
[1]北海道地域観光開発の構想計画 [2]同上 [3]日本観光協会[4]1970 |
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レクリエーション地~全般 |
景観の多様性評価に関する分析手法の検討 |
定量的諸条件を点数化し、評価 |
[1]多様性価値による景域評価手法 [2]ランドスケープ 19、28-31 [3]勝野武彦[4]1976 |
(2/13)
概要 |
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№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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不定 |
2色間の色彩調和特性の分析 |
一対比較法による調和色の選定 |
[1]測色と色彩心理 [2]同上 [3]テレビジョン学会・NHK[4]1973 |
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自然風景地 |
視距離に応じた建築物の色彩特性変化の分析 |
極限法による視認距離の測定 |
[1] [2]東京農業大学卒業論文集 [3]近藤文子[4]1974 |
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● |
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市街地 |
高架構造物の規模に応じた視覚的影響(圧迫感)特性の分析 |
調整法による圧迫感閾値の測定 |
[1]新交通システムの都市景観に及ぼす影響に関する一考察 [2]土木学会誌、1975,9 [3]樋口忠彦、篠原修、小柳武和[4]1975 |
22 |
● |
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自然風景地 |
建築物の視野占有率及び配置による影響程度の分析 |
評定尺度法による評価決定要素の分析 |
[1]国立公園集団施設地区の景観評価に関する研究 [2]土木学会学術講演会概要集 [3]樋口忠彦、田口勤、長坂富雄[4]1976 |
23 |
● |
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自然風景地 |
法面の視野占有率及び法面形状による調和性の分析 |
極限法による視野占有率の閾値測定、一対比較法による選好度比較 |
[1]コンクリート系のり面の大きさと目立ちやすさについて [2]道路建設が自然景観におよぼす影響調査報告書(その2) [3]樋口研究室[4]1980 |
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不定 |
建築物等の圧迫感・存在感と仰角との相関の分析 |
写真を用いたマグニチュード推定法・恒常法による閾値、評価決定要素の分析 | [1]土木施設景観の計量心理的評価手法に関する研究 [2]土木学会年次学術講演会講演概要集第4部 [3]小柳武和[4]1976 |
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● |
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自然風景地 |
視距離に応じた建築物のテクスチャーの視認特性、建築物の外観・配置・色彩・規模に応じた視認特性と景観調和手法の分析 |
恒常法による閾値の測定、評定尺度法・品等法による選好順位付け、想起法によるイメージ分析他 |
[1]風景と建築の調和技術 [2]国立公園、356,4-11/359,17-22 [3]進士五十八、麻生恵[4]1979 |
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市街地~山地 |
建築物が独立峰の前景に出現した場合の景観影響特性の分析 |
一対比較法による順位付け、調整法による閾値測定 |
[1]モンタージュ写真による岩手公園からのビルディングを伴う岩手山の景観解析 [2]土木学会年次学術講演会講演概要集第4部、330-331 [3]安藤昭[4]1980 |
(3/13)
概要 |
・明度が大きいほど、2色間の色彩が調和する。 ・彩度差の調整のみでは調和が得られにくい。 |
・視認性が特に高いのが白色、特に低いのが茶色。 ・この傾向は、無雪期において不変である。 |
・高架構造物による圧迫感を回避するには、視距離/高架の高さ=4以上が望ましい。 ・背景に高架よりも高い建築物が存在する場合、圧迫感は軽減される。 |
・水平画角約60゜の写真上では、建築物の画面占有率が3~4%を越えるとプラス評価が得られなくなる。 ・建築物等の画面占有率が同じ場合、分散配置よりも集中配置の方がマイナス評価が減少する。 |
・道路の法面が気にかからなくなる閾値は、35mmカメラ35mmレンズ撮影写真中の視野占有率0.021%(室内実験の場合0.019%)である。 ・台形、三角形、二子山型の3種類の法面形状では、台形、二子山型、三角形の順で目立ちにくくなる。 |
・建築物等による圧迫感は、見えの面積、仰角要因の規定力が大きい。 ・存在感(目立ち度)では背景との色彩対比の規定力が大きい。 ・対象への仰角が15゜~20゜以上になると、建築物・工作物等の種類を問わず圧迫感が生じる。 |
・自然風景地で目立ちにくい壁面とするには、複雑な色合いや陰影変化を備える必要がある。 ・視距離100~200m程度であれば、微細な表面処理(タイル・レンガ張り等)が望ましい。 ・視距離200~1,500m程度であれば、より大きな壁面の変化(ベランダや軒の設置、窓の配置による明暗処理等)が望ましい。・壁面の凹凸により生じる明暗模様の明部の角度は、0.07~0.13゜(視距離1kmの場合、1~2m幅)が適正である。 ・縦長、正方形、丸屋根状の外郭形状(特に縦長)は、あらゆる背景下においても調和しにくい。・横長及び勾配屋根は調和しやすい。特に緩勾配屋根はあらゆる背景下で最高の評価が得られた。 ・横長形状の場合、縦横比1:3が最も高い評価が得られる(1:4が横長の上限)。・背景の比高が大きい場合、横幅の小さいものが調和する。 ・建築物等はできるだけ低い位置(稜線から下がった位置)に配置すべきである。・高い位置に設置されるものほどスケールを小さく抑えるべき。 ・視野占有率が同等の場合、縦長形状よりの横長形状の方が視覚的許容限界が高い。・水平画角約40゜の場合、建築物等の視野占有率の許容限界値は、縦長では0.04%、横長では0.06%である。 ・風景地建築には茶系等が最も好ましく、ついで、緑・青が好ましい。・赤(夏に忌避)、白(冬に忌避)は嗜好の季節変動が大きい。橙・黄色は全般的に好ましくない。 ・自然風景地に調和する明度/彩度は、3.5~5.5/3.0~6.0(夏景色)、4.0~6.0/3.0~6.0(冬景色)である。 |
・独立峰の前景に建築物が出現する場合、山の中心部よりも左右端にセットバックされた方が景観破壊の印象が低い。 ・山の中心部からのセットバック距離が同等の場合、建築物による山体の遮蔽面積が小さいほど景観破壊は小さい。 |
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関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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● |
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不定 |
切り土法面の背景に対する大きさ、法面の出現位置に応じた視認特性の分析 |
評定尺度法による評価決定要素の分析、閾値の推定 |
[1]道路の切土法面の景観評価に関する研究 [2]土木学会年次学術講演会講演概要集第4部、338-339 [3]山田順一、窪田洋一、小柳武和、中村良夫[4]1980 |
28 |
● |
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自然風景地 |
自然風景地内で好まれる建築物等の色彩の分析 | 写真を用いたSD法による選好度推定 | [1]自然景観地内建築物色彩イメージについての実験的研究 [2]日本造園学会春季大会発表会要旨、57-58 [3]麻生恵、永嶋正信、進士五十八、西川生哉、児玉晃[4]1981 |
29 |
● |
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自然風景地 |
送電鉄塔の位置・規模の変化に応じた背景となる山稜に対する混乱度の分析 | 写真を用いた極限法による閾値測定 |
[1]自然風景地における垂直構造物の視覚的影響 [2]造園雑誌、45(4)、247-254 [3]熊谷洋一、若谷佳史[4]1982 |
30 |
● |
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不定 |
テクスチャーの特性に関する基礎的研究 |
観察的手法 |
[1]景観におけるテクスチュアに関する研究 [2]造園雑誌、44(2),102-108 [3]屋代雅充[4]1980 |
31 |
● |
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不定 |
人間の視野特性に係る基本的事項の分析 |
主に既往知見の整理 |
[1]人間の視知覚特性 [2]新体系土木工学59土木景観計画、68-71 [3]篠原修[4]1982 |
32 |
● |
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不定 |
視距離に応じた視認特性(近景・中景・遠景の区分) | 主に既往知見の整理 |
[1]人間の視知覚特性 [2]新体系土木工学59土木景観計画、90-91 [3]篠原修[4]1982 |
33 |
● |
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不定 |
仰角・俯角に応じた眺望特性に係る基本的事項の分析 | 主に既往知見の整理 |
[1]人間の視知覚特性 [2]新体系土木工学59土木景観計画、91-95 [3]篠原修[4]1982 |
34 |
● |
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自然風景地 |
視距離に応じた建築物の視覚的印象の支配要因の変化の分析 |
(具体的記述なし) |
[1]自然風景地における建築デザインの基本に関する景観的考察(上) [2]国立公園,307,1-6 [3]進士五十八、斎藤利弘、麻生恵、田沼和夫[4]1975 |
35 |
● |
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自然風景地 |
建築物の色彩調和に関する基本特性の分析 |
(具体的記述なし) |
[1]自然風景地における建築デザインの基本に関する景観的考察(下) [2]国立公園,308,6-11 [3]進士五十八、斎藤利弘、麻生恵、田沼和夫[4]1975 |
36 |
● |
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森林 |
緑被率、林床見通し距離に着目した森林景観評価基準の分析 |
SD法、現場実験による林内透視度の測定 |
[1]都市居住者の自然を求める行動の要因を調べる(植生の相観に着目した調査) [2]都市の人間環境、37-54 [3]品田穰[4]1987 |
37 |
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森林 |
林冠下の空間量に着目した森林景観評価基準の分析 |
極限法を用いた現場実験による林内空間閾値の測定 |
[1]やすらぎの空間を図る [2]森を調べる50の方法((社)日本林業技術協会)、154-157 [3]比屋根哲[4]1997 |
(4/13)
概要 |
・法高/背景の高さ=0.2~0.3を越えると「切り土面が背景に対して大きい」という評価が得られはじめる。 ・上記の傾向は、法の面積によらず概ね一定である。 ・切土法面のスケール感は一次背景によって決定され、二次背景の有無はあまり影響しない。・背景にピークがある場合、ピークと法面との位置関係によらず、スケール感は山頂と法高との高さ比で決定する。 ・法面のスケール感は、法の出現位置の高低に係わらず切土の実高/背景の高さによって決定される。・法面出現位置の高低と視覚的な安定感との関連性について、法面底辺の高さ/背景の高さ=0.35~0.45を越えると不安定感が増す。 |
・濃黄緑、灰、灰/暗茶、明茶/灰赤が好ましい。 ・暗茶、暗灰緑等の地味な色はあまり好まれないがカモフラージュの観点からは有望である。 ・鮮赤、青、オレンジ等の派手な色は好まれない。・複数の色の組み合わせでは、対比色より同系色の方が好まれる。 |
・スケール比(鉄塔の高さ/背景となる山の高さ)が1/2を越えると景観に混乱が生じ始める。 ・シルエット率(鉄塔のスカイラインからの突出量/鉄塔の高さ)が1/2以上の場合、景観に大きな混乱が生じる。 ・高い位置に設置されたものや、複数の鉄塔の設置位置の高低差が大きいほど混乱が大きい。・鉄塔相互のスパンが均等な場合、地形を無視した印象を与え、不均等の場合、無秩序性が増大する。 |
・テクスチャーの見え方を把握するには、テクスチャーにより生じる明暗のパターンに着目することが有効である。 ・実際の眺望対象の観測では、テクスチャーとしての明暗パターンの1周期を見込む視覚の大きさ(テクスチャーとして認識される見込角)は、最小6~10’、最大1~2゜である。(それ以下だとテクスチャーとして識別できず、以上だと一つの要素として認識される) |
・人間の静視野は、一般に60゜とされる。これは35mmフィルム28~35mmレンズで撮影した写真に近い。 ・人間の熟視角(対象をはっきりと見ることのできる視角)は、一般に1~3゜とされる。 |
・樹林を眺めた場合、340~460mから2.1~2.8kmがテクスチュアの見やすい範囲(中景)であり、それ以下が近景(樹林内の単木を確認できる領域)、以上が遠景(樹林のテクスチュアが消失し、地形のうねり等が卓越する領域)となる。 |
・スプライレゲンによれば、視点から視対象への仰角に応じて、<45゜以上>完璧な囲繞感、<27゜>囲繞感の閾値、<18゜>最低限の囲み感、<14゜以下>囲繞感の消失、とされている。 ・俯瞰景の場合、俯角-10゜~-45゜が視覚的に最も重要な領域となる。 |
・自然風景地内における建築物の視覚的印象を支配する要素は、当該建築物に近づくにしたがい、「視野に占める大きさ→輪郭の複雑さ→色彩→表面のテクスチャー」と変化する。 ・建築物の影響圏を小さくするには縦長よりも横長形状の方が適する(横長形状の方が小さく見える)。 ・背景となる地形の起伏が大きい方が建築物の影響を受けにくい。・スカイラインに近い方が影響力が大きい。 |
・茶色が自然景観と最も調和する。 ・白色は視認性は高いが、対比調和色として有望。 ・赤、橙、黄色等はアクセント的に用いる。・紫の使用は論外。 |
・緑被率が30~90%を越えると「やすらぎ感」の評価が高くなる。 ・タイプの異なる複数の植生に対する評価では、[1]見通しが良し植生ほど高い評価が得られる、[2]同一植生の場合、林床植生の植物高が低いものほど評価が高い、という結果が得られた。 ・上記で「やすらぎ」評価の高い植生では、共通して50m以上の見通し距離を有していた。 |
・森林内の天井高(見通し度)を実測し、森林評価の目安とする方法。(品田穰によれば、50m程度の見通しが確保されれば人間はやすらぎを感じるとされる) ・当該知見では、L=1m、W=6cmの着色ベニヤ版をつけた測竿をランダムに移動させ、それぞれの地点で被験者が「森林内の天井に達した」と感じる地点まで測竿を上げ、その高さを記録する方法を採っている。 |
№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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● |
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自然風景地~全般 |
法面の植被状況による景観評価指標、評価基準の分析 | 複数の法面に対するSD法を用いた分析 |
[1]法面の景観評価について [2]日本造園学会春季大会研究発表要旨、51 [3]吉田博宣[4]1981 |
39 |
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森林~全般 |
微気候条件に着目した森林の快適性評価に関する分析 |
WBGT(湿球黒球温度指数)の実測 |
[1]森林の快適性を図る [2]森を調べる50の方法((社)日本林業技術協会)、156-161 [3]大石康彦[4]1997 |
40 |
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● |
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森林~全般 |
樹林の種類の違いによる視知覚心理学的反応の差異の分析 |
SD法(実施方法についての概説) |
[1]人の心の動きを探る [2]森を調べる50の方法((社)日本林業技術協会)、188-191 [3]大石康彦[4]1997 |
41 |
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森林~全般 |
複数種類の樹林に対する選好度の分析 |
写真を用いた一対比較法、順位法 |
[1]景観の写真判定 [2]森を調べる50の方法((社)日本林業技術協会)、168-173 [3]小林正吾[4]1997 |
42 |
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都市 |
複数の景観の分類と選好度の分析 |
写真を用いた選択法 |
[1]筑波研究学園都市の景観の分類と評価に関する研究 [2]昭和55年度 第15回日本都市計画学会 [4]1980 |
43 |
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森林~全般 |
樹林内のシークエンス景観把握手法とその分析方法の検討 |
CCDカメラ付きビデオを用いた観測的手法(現場映像・音声) | [1]ビデオ画像で行動を知る [2]森を調べる50の方法((社)日本林業技術協会)、182-187 [3]大石康彦[4]1997 |
44 |
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全般 |
景観分析・評価、嗜好性分析のための手法概説 |
現場体験を伴うAHP法 |
[1]見えないものを見えるようにする方法 [2]森を調べる50の方法((社)日本林業技術協会)、192-195 [3]比屋根哲[4]1997 |
45 |
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森林~全般 |
好ましい樹林景観(シーン景観)の抽出手法の検討とその分析 |
レンズ付きフィルムを用いた観測的手法(現場写真撮影) |
[1]レンズ付きフィルムも使いよう [2]森を調べる50の方法((社)日本林業技術協会)、174-177 [3]比屋根哲[4]1997 |
46 |
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全般 |
地域住民による景観利用実態の把握 |
地図指摘調査法 |
[1]筑波研究学園都市の景観の分類と評価に関する研究-地図を用いた面接調査の試み- [2]第16回日本都市計画学会学術研究発表会論文集、385-390 [3]青木陽二[4]1981 |
(5/13)
概要 |
・法面の景観評価は植生の状況(全被度、優占種、優占種被度、優占種地上高)と密接に関係しており、それぞれが法面の景観評価の指標となりうる。 ・優占種:木本類、全被度:80%以上、優占種被度:70%以上、優占種地上高:2m以上の場合、良好な評価が得られる。 |
・気温、日射、湿度、風速からなる「温熱環境」の総合的な計測指標であるWBGTを用いた場の快適性の評価手法。 ・WBGTの実測値を日本衛生学会の許容基準等との比較により、温熱環境の快適性を定量的に把握することが可能。 ・実験結果では、草地>高密林>疎林の順でWBGTが高いことが確認されている。・データロガーの活用により、継続的な無人計測も可能。 |
・環境に対する心理反応を客観的に捉える心理学的手法の一つとしてSD法を紹介。 ・SD法は形容詞対からなる評定尺度(通常5~7段階)を配置した調査票を用い、被験者に対象に対するイメージについて評定尺度上に○をつけさせる。 ・その結果について因子分析を用い、因子負荷量と因子軸を求め、最後に因子軸の持つ意味について因子軸を構成する評価尺度から考察する。・因子分析はパソコン統計処理ソフトで実施可能。統計処理には最低10人以上の被験者が必要。 |
・写真を用いた景観評価手法として「一対比較法」と「順位法」を紹介。 [1]一対比較法:撮影した複数の写真で総当たりの対をつくり、2者択一で好ましいものを選択させ、その結果を統計処理し、好ましい景観の順位付けを行う方法。 |
・地域住民、地域外住民それぞれに70枚の写真を被験者に見せ、見ているものをグルーピングさせる。ついで各群の特色を問い、さらに各写真に選好性から見た評価をさせる。 ・実験の結果、以下のような傾向が得られている。
[1]地域住民の方がやや細かくグルーピングを行う。 |
・被験者の頭部に小型CCDカメラを取り付け、ビデオ映像及び音声を記録する。 ・撮影された映像(視線の方向、動作、注視対象等)や音声(感嘆等)を分析する。 ・一定間隔で静止画像をサンプリングし、緑被率や空間構成等を分析すれば、対象地域の景観の傾向の把握が可能。 |
・AHP法を用いて好ましい場(景観)の順位付けや、その評価基準、評価構造等を分析する手法。 ・AHP法では、予備実験等により適切な評価基準を設定することが重要。 |
・被験者にレンズ付きフィルムを渡し、対象地内の写真を自由に撮らせ、写り混んだ画像の主題、構成等を分析する。 ・撮影された写真に写った対象の分析(特定の興味対象、要素、構図等)や緑被率等を分析し、好まれる特定の対象や地区景観の基調となる要素等の抽出に用いる。 ・調査にあたっては、被験者に歩行ルート、撮影地点、撮影した写真に対するコメント等を記録させることが望ましい。 |
・筑波研究学園都市の新住民を対象に地域住民に地図を示し、「好ましい景観を見ている地点」「視対象の広がり」「見ている方向」「嫌いな景観を見ている地点」「自宅位置」を記入させ、さらに好ましい景観を見ている地点の状態、地点周辺の環境、地点で行う活動の種類、視対象の色・形・大きさ、利用季節、地点までの交通手段、その眺望の10点満点評価を質問する ・調査結果では、以下のような傾向が得られている。[1]地図指摘法による景観評価は生まれ育った場所の地形・交通手段、性別が有意に寄与する、[2]好ましい評価が下された景観は公園・遊歩道等の計画的に作られた景観であり、山地や田園を望む景観では眺望の方向性が生じやすい、[3]景観を劣化させる視対象は飲食店街・荒れ地等で、その要因としては騒音・埃等が挙げられた。 |
№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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47 |
● |
● |
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● |
全般 |
シークエンス景観の評価手法の検討と分析 |
シークエンス景観を再現したビデオ画像を用いた選択法とSD法によるイメージ評価 | [1]ビデオを利用した景観の評価 [2]第17回日本都市計画学会学術研究発表会論文集、499-504 [3]丹羽富士雄[4]1982 |
48 |
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● |
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● |
自然風景地~全般 |
景観評価、快適性評価手法の検討 |
AHP法(階層化意志決定法) |
[1]フォレストスケープの評価方法 [2]フォレストスケープ 森林景観のデザインと演出、62-65 [3]香川隆英[4]1997 |
49 |
● |
● |
|
|
|
自然風景地~全般 |
仰角に関する基本的眺望特性の分析 |
著名な展望台からの眺望特性分析 |
[1]仰角 [2]景観の構造、50-63 [3]樋口忠彦[4]1975 |
50 |
● |
● |
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|
|
自然風景地~全般 |
俯角に関する基本的眺望特性の分析 |
著名な展望台からの眺望特性分析 |
[1]俯角 [2]景観の構造、40-49 [3]樋口忠彦[4]1975 |
51 |
● |
● |
|
|
|
全般 |
地域の景観資源、眺望対象の抽出 |
地域の愛唱歌等の歌詞を分析 |
[1](特になし) [2] [3][4] |
52 |
● |
● |
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|
自然風景地~全般 |
景観構造の基本形式の分類 |
代表的な風景形式を模式化 |
[1]景観の形式 [2]スケープテクチュア、325-333 [3]江山正美[4]1983 |
53 |
|
● |
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|
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里地~全般 |
景域区分とその歴史的変遷の把握 |
現地踏査(現況把握)及び航空写真判読(歴史的変遷) | [1]自然風景地の景域保全に関する研究 [2]応用植物社会学研究 12、1-22 [3]日置佳之[4]1983 |
54 |
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● |
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全般 |
景観分類(景観区区分)の基本的手法の検討 |
地形、土地利用等に関する既往資料の活用 |
[1]景観分類の基本的視点 [2]昭和56年度 国土景観の分類及び評価手法に関する研究報告書 [3]環境庁委託 ㈱プレック研究所[4]1982 |
55 |
● |
● |
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|
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河川~全般 |
河川景観の分析(景観構成要素) |
実地調査 |
[1]多摩川における河川空間の整備に関する基礎的研究 [2]新体系土木工学 59 土木景観計画、196-200 [3]篠原修[4]1982 |
56 |
● |
● |
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|
|
河川~全般 |
河川景観の分析(シンボル性、快適性等) |
アンケート、心理実験 |
[1]都市における河川景観計画に関する方法論的研究 ほか [2]新体系土木工学 59 土木景観計画、200-211 [3]中村良夫、北村真一 ほか[4]1982 |
57 |
● |
● |
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河川 |
河川景観の歴史的変遷、河川景観の構造分析 |
現地調査、文献調査 |
[1]河川景観の変容構造の把握に基づいた河川景観諸特性の考察 [2]造園雑誌 47(4) 205-221 [3]久保貞、中瀬勲、杉本正美、阿部大就、上甫木昭春[4]1984 |
(6/13)
概要 |
・事前にアイマークカメラ装着の複数の被験者に対象領域を歩いてもらい、その平均的な注視点、注視時間を再現したビデオテープを作成(音声情報は一切無し)。以下の実験を行う。 [1]連続評価:ビデオをシークエンス景観として連続して上映し、好ましい、または好ましくない箇所で所定のスイッチを押し、その画像の内容を分析する。 |
・5~6人程度の被験者の集団討議により、調査対象地域内に存在するアメニティ資源とその魅力因子を挙げてもらう。 ・挙げられたアメニティ資源を一対比較により得点化し、合わせてそれぞれの因子の重要度を算出し、代表的なアメニティ資源や重要度の高い因子等の分析を行う。 ・この評価方法はレクリエーション機能や森林環境等の多様な対象の評価に汎用可能である。 |
・独立峰への眺望を主題とした複数の著名な展望台からの山頂への仰角は、大半が8.7°程度であった。 ・また、仰角に応じて、以下のような眺望特性が得られた。 |
・俯瞰景の場合、俯角-10°~-30°が眺望上最も重要な領域となる。 ・俯角-10°以上であれば、視点と視対象との一体性が薄れる。 ・俯角-30°以下であれば、視点直下をのぞき込むような状況となり、やや恐怖感を伴う。 |
・校歌や地域の愛唱歌、あるいは小中学校等の社会科教材(地域を紹介した副読本等)の中に出現する自然物、建造物等をレビューし、地域内において一般的に親しまれる景観資源、眺望対象として抽出する。 |
・風景形式の分類に関する既往文献及び典型的な自然風景の構図分析により、風景の基本形式を20の模式に分類。 |
・長野県安曇村を事例地として植生、土地利用に着眼した景域区分を行っている。 ・航空写真を用いて現在と過去の景域変化を分析し、変化しつつある要素(失われつつある要素)を抽出。 ・また、変化のトレンドを把握することにより、将来的な景域変化の傾向も予測。 |
・地形×土地利用(植生)の組み合わせに着目した景観分類の基本的な手法を紹介。 ・作業に用いる資料として土地利用区分図、土地条件図、地形図、植生図、各種資源分布図等を活用。 ・分類の結果を環境保全機能、郷土景観構成、レクリエーションの場等の指標で点数化し、評価を行っている。 |
・河川に関わる土木構造物、あるいは河川敷の土地利用に応じたの景観的、レクリエーション的役割について整理。 |
・複数地点で撮影した河川の写真を地域住民に見せ、撮影地点の正答率を求めることにより、景観のランドマーク性等について分析。 ・河川に関わる様々な物理指標と河川に対する被験者の印象(快適性、安全性)の相関について心理実験により分析。 |
・河川景観を構成する要素として、堤内の地形及び土地利用、堤外の物理条件、気象条件、利用状況を整理。 ・古文学に記された風景、あるいは旧版地形図の状況を現在と比較し、河川景観構成要素の変遷を考察。 ・淀川を対象として、河川沿いのランドマークとなる要素を抽出、類型化し、その特性を分析。・土地利用状況の同質性に基づき、沿川を複数の景観区に区分。 ・現地調査、文献調査等により、河川の利用形態の歴史的変遷、行動パターン、行動における水辺の関与度を分析。・河川景観の類型化として、上・中・下流の典型的な河川の構造特性を分析 |
№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
|||||||
眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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58 |
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● |
● |
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農業農村空間 |
アメニティ保全機能の経済的価値を個人旅行費用法(ITCM)を用いて評価 |
TCM(インタビューによる) |
[1]インフォーマルなレクリエーション活動が行われる空間としての環境便益評価-横浜市「寺家のふるさと村」を事例として- [2]農村計画学会誌13(2) [3]佐藤洋平・増田健[4]1994.9 |
59 |
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● |
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● |
観光農園 |
観光農園等の保健休養機能の便益に関する経済的評価の実施 |
TCM(インタビューによる) |
[1]観光農園のもつ保健休養機能の経済的評価-トラベルコスト法の適用- [2]農村計画学会誌16(2) [3]吉田謙太郎・宮本篤実・出村克彦[4]1997.9 |
60 |
|
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● |
● |
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住宅地 |
遊びの場とその活動内容の把握・分析 |
ワークショップ(地図の作成、ヒアリング調査、現地調査) | [1]三世代遊び場図鑑-街が僕らの遊び場だ!- [2]同上 [3]子どもの遊びと街研究会編[4]1984 |
61 |
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● |
● |
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森林地域~高密度市街地 |
博物館等のパンフレットや市販のガイドブックを用い、活動の場の分布とタイプ分析 | 既存データの分析 |
[1]昭和59年度首都圏における緑地環境の 整備保全計画調査報告書 第4章 [2]同上 [3]環境庁自然保護局[4]1985.3 |
62 |
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● |
● |
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再開発地区、旧市街地、山村、田園地区 |
子どもの遊び環境の変化とその問題点を解明、過去のデータとの比較を行う |
ヒアリング調査、利用観察調査、公園利用実態調査、社会・文化・都市構造変化調査、文献調査 | [1]こどものあそび環境の構造的変化に関する研究-横浜・山形における経年比較調査による- [2]1993年度第28回日本都市計画学会学 [4]1993 |
63 |
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● |
● |
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冒険遊び場(公園) |
冒険遊び場における子供の体験の内容を行動観察に基づき解明 |
利用観察調査(分布調査、行動追跡調査) |
[1]冒険遊び場(羽根木プレイパーク)の行動調査からみた利用実態について [2]造園雑誌54(5) [3]長山宗美[4]1991 |
64 |
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● |
● |
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林試の森、小石川植物園 |
樹林や地形、地表面等、遊びの空間を構成する自然的要素と具体的な遊びとの関わりについて考察 | 利用観察調査 |
[1]林試の森、小石川植物園における子供の遊びと空間特性との関係に関する研究 [2]造園雑誌59(5) [3]後藤・下村・熊谷・小野[4]1996 |
(7/13)
概要 |
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№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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65 |
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● |
● |
● |
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海岸林・公園の樹林空間 |
樹林空間におけるレクリエーション活動と樹林空間のイメージ評価に関する基礎データの取得 | 利用観察調査 写真提示法 |
[1]樹林空間の活動と評価に関する研究 [2]東京大学大学院修士論文 [3]藤本和弘[4]1978 |
66 |
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● |
● |
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自然条件や都市化等の社会条件の異なる3市 | 子どもの自然遊びに着目した緑地の保全・活用の方向性を検討 |
アンケート調査 |
[1]子どもの自然遊びと緑地に関する研究 [2]造園雑誌49(5) [3]菅間記子・田端貞寿[4]1986 |
67 |
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● |
● |
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都市 |
遊び場の分布と内容、遊び場に対する要望の調査・把握 |
アンケート調査(地図記入法、設問法) |
[1]野田市の自然環境と子供の遊び及び野生生物の生息状況の報告書 [2]同上 [3](社)野田青年会議所、(財)日本野生生物研究センター[4]1987 |
68 |
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● |
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市街化が進む平野部、山間地、山麓部 |
遊び場の分布と内容の調査・把握 |
アンケート調査(地図記入法、設問法) |
[1]昭和60年度近畿圏における緑地環境の整備保全計画調査報告書, 第3章、昭和61年度近畿圏における緑地環境の整備保全計画調査報告書, 第2章 [2]同上 [3]環境庁自然保護局[4]1986.3、1987.3 |
69 |
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● |
● |
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積雪地域 |
積雪時・非積雪時の遊びに対する満足度を調査、遊び場整備の提案を行う |
アンケート調査(地図記入法、設問法) |
[1]積雪地域における子供の遊び場選好に関する研究 [2]第28回日本都市計画学会学術研究論文集 [3]阿部弘明・中出文平[4]1993 |
70 |
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● |
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都市 |
児童の遊びの環境について考察し、望ましい遊び空間の配置やネットワークを検討 |
アンケート調査、ワークショップ法 |
[1]都市における児童の遊び環境に関する研究-札幌の小学校区内でのプレイスペースネットワークについて- [2]1993年度第28回日本都市計画学会学術研究論文集 [3]アグスプラボウォ・小林英嗣・瀬戸口剛[4]1993 |
71 |
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● |
● |
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地域特性の異なる地域 |
児童、保護者間での自然体験に関する時代変遷の分析 |
アンケート調査(設問法) |
[1]児童の自然体験の変化と地域特性との関連 [2]ランドスケープ研究58(5) [3]Kyung-Rock YE[4]1995 |
(8/13)
概要 |
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№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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72 |
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● |
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世代による自然遊びの内容の違いの分析 |
アンケート調査(設問法) |
[1]子どもの自然遊びと緑地に関する研究 [2]造園雑誌49(5) [3]菅麻記子・田畑貞寿[4]1986 |
73 |
|
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● |
● |
|
農村 |
農村における子どもと地域との関わりについて、その具体的状況を把握 |
アンケート調査(設問法) |
[1]農村における子供の遊びと「地域体験学習」に関する調査報告 [2]農村計画学会誌Vol.15,No.1 [3]小池聡[4]1996.6 |
74 |
|
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● |
● |
|
首都圏近傍の自然地 |
世代による「自然とのふれあい」の認識、活動内容の違いの分析 |
アンケート調査(設問法、地図記入法、イメージマップ法) |
[1]子供・親子・高齢者の身近な自然とのふれあい活動に関する研究 [2]ランドスケープ研究60(5) [3]海津ゆりえ・宮川浩・真板昭夫・上杉哲郎[4]1997 |
75 |
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● |
● |
● |
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歴史的にも特徴のある自然景観地 | 環境緑地のイメージ解析を通して、野外レクリエーション地域形成の基本モデルを提案 | ヒアリング(インタビュー)、アンケート調査、イメージマップ法 |
[1]都市周辺部における環境緑地のイメージ解析 [2]造園雑誌52(2) [3]安藤昭・五十嵐日出夫・赤谷隆一[4]1989 |
76 |
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● |
● |
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居住地・地域空間 |
異なる風土のもとで育つ子どもの感覚器官の違いを分析 |
アンケート調査(イメージマップ法) |
[1]子どもが表現した身近な環境の音とにおい地図-北海道と水戸市の事例から- [2]愛知教育大学自然観察実習園報告No.15 [3]寺本潔[4]1995.1 |
77 |
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● |
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市街化区域 |
ため池が保有する緑地環境保全機能を周辺環境との関係から把握・分析 |
アンケート調査(設問法、4段階評価による尺度法で分析) |
[1]近隣居住者から見た「ため池」が保有する環境保全機能に関する研究 [2]ランドスケープ研究58(5) [3]山本・安部・増田・下村・岡本[4]1995 |
(9/13)
概要 |
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№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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78 |
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● |
● |
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開発・保全地域が不明確なエリア | 広域的なエリアを対象とした触れ合い活動の場としてのポテンシャル評価 | 既存データ(第4回自然環境保全基礎調査「身近な生きもの調査」)を活用した分析 | [1]自然特性に着目した開発保全計画手法調査報告書,第1章 [2]同上 [3]環境庁自然保護局[4]1993.3 |
79 |
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● |
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山岳~丘陵地 |
居住地周辺の自然環境の状況に応じた野外活動施設の整備要望の傾向把握 |
アンケート調査(設問法、地図記入法) |
[1]東京圏北西部グリーンフロント地域整備計画調査報告書, 5章 [2]同上 [3]環境庁自然保護局[4]1995.3 |
80 |
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● |
● |
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里山 |
エコパークの計画地(敷地)スケールでのポテンシャル評価を行うための生物種群にとっての主体的環境構造の調査・分析 | 野外調査 |
[1]鳥類および昆虫・良性爬虫類による生態環境構造の把握 解析手法開発のためのケーススタディ [2]生態計画研究所年報 No.3 [3]有田一郎・小河原孝生[4]1995 |
81 |
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● |
● |
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● |
樹林地 |
樹林地の保全・活用に向けた基礎条件の分析 |
ヒアリング調査(インタビュー) |
[1]都市における樹林地の保全・活用に向けた価値評価に関する研究 [2]ランドスケープ研究61(5) [3]竹末就一・杉本正美・包清博之[4]1998 |
82 |
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● |
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自然観察会の対象地 |
自然観察行動が行われる地域の自然環境の構造解明と緑地の保全計画に対する指針の策定 |
アンケート調査(設問法、地図記入法) |
[1]神奈川県における自然観察行動とその環境 [2]造園雑誌 [3]葉山嘉一・勝野武彦・福富久夫[4]1987 |
83 |
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● |
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森林地域~高密度市街地 |
タイプごとの動植物生息可能性分析と触れ合い資源価値を有する動植物の抽出 | |
[1]昭和58年度首都圏における緑地環境の 整備保全計画調査報告書, 第4章 [2]同上 [3]環境庁自然保護局[4]1984.3 |
84 |
|
|
● |
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|
自然公園 |
利用者の体験の分類による行動形態や利用インパクトに対する管理の考え方の差異の分析 | アンケート調査(設問法) |
[1]野外レクリエーション体験への期待と、行動形態、管理への考え方、許容限界との関連性 [2] [3][4] |
(10/13)
概要 |
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№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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85 |
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非日常的な自然風景地 | 既存のデータベースを活用した空間特性の定量的把握 |
モデル調査(専門家による現地実験データを用い、コンピュータ解析により定量的に予測) | [1]既存データベースの活用による自然風景地の空間特性の定量的把握について [2]造園雑誌Vol50, No.4、268-279 [3]下村彰男・前田豪・村田知厚[4]1987 |
86 |
|
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● |
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レクリエーション草地 |
同上 |
空中写真撮影、踏みつけ回数-最大滞在者密度モデルの作成と活用、植生調査 |
[1]レクリエーション草地の生態的収容力に関する研究 [2]造園雑誌54(1) [3]前中久行[4]1990 |
87 |
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● |
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|
連続する市街地 |
広範囲に連続する市街地内におけるスズメの個体数変化の把握 |
野外調査、 蛇行進法 |
[1]市街地内の住宅地におけるスズメ個体数の季節的変化 [2]生態計画研究所年報 No.3 [3]有田一郎[4]1995 |
88 |
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● |
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|
国営森林公園内の鳥類観察小屋 |
観察施設への立ち寄り率の調査・分析 |
歩行者観察調査、モニタリング |
[1]道傍の観察広場への利用者の立ち寄り 国営武蔵丘陵森林公園「鳥・出会いの広場」での測定 [2]生態計画研究所年報 No.6 [3]小野三津子・有田一郎[4]1998 |
89 |
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● |
● |
湾沿岸地域 |
レクリエーションの場の利用程度に応じた費用支払い意志額に基づく環境維持・改善がもたらす経済的価値の評価 | TCM,CVM(アンケート調査による) |
[1]大阪湾沿岸域水環境の経済的価値評価の試み [2]土木学会論文集No.518/IV-28, 107-119 [3]盛岡通・梁鎮宇・城戸由能[4]1995 |
90 |
● |
● |
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● |
|
住環境周辺 |
地域住民が認識する地域景観を構成する要素の抽出 |
住民参加による歩こう会と地図作り、スライドを用いた座談会、子どもの絵画と作文の分析 |
[1]児童の風景描写からみた農村景観への意識化に関する基礎的研究 [2]造園雑誌56(5) [3]木下勇・中村攻[4]1993 |
91 |
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● |
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自然公園 |
「重力モデル」を用いた検討による自然公園を着地としたOD(地域間流動)の解明 |
OD調査 |
[1]自然公園の利用と保護について [2]東京大学農学部林学科卒業論文 [3]笹岡達男[4]1976 |
(11/13)
概要 |
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№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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92 |
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● |
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都市 |
居住地付近の条件の違いに応じた望ましい「身近な自然」に対する意識の分析 | アンケート調査(設問法) |
[1]世代間の自然要素に対する意識と遊びについて [2]造園雑誌48(5) [3]山田善之・田畑貞寿[4]1985 |
93 |
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● |
|
|
利用空間の選択状況と過去に経験したの自然体験活動内容との相関の分析 |
アンケート調査(設問法) |
[1]Past Experience and Behavioral Choice Among Wilderness Users [2]Journal of Leisure Research, Vol30, No.2,pp195-213 [3]Bonita L.MacFarlane, Peter[4]C.Boxall1998 |
94 |
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● |
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国立公園 |
利用者が利用体験を重視する程度と利用インパクトに対する所感との関係の分析 | アンケート調査(設問法) |
[1]利用者の利用体験に対する態度に基づく自然公園の管理方策 [2]ランドスケープ研究60(5) [3]小林昭裕[4]1997 |
95 |
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自然風景を対象とした写真 |
記憶に残る自然風景を把握し、心象的な自然風景を解明 |
アンケート調査(設問法) |
[1]思い出に残る自然風景に関する研究 [2]ランドスケープ研究61(5) [3]古谷勝則[4]1998 |
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都市公園 |
高齢者を配慮した公園計画、整備のための基礎資料調査 |
アンケート調査(設問法) 既存データ活用(地図分析) |
[1]高齢者の公園利用と来園距離との関係に関する研究 [2]ランドスケープ研究60(5) [3]朴永吉・田代順孝・木下剛[4]1998 |
97 |
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水辺 |
三世代を対象としたアンケート調査による水辺とのふれあいの時代的変遷の考証 |
アンケート調査(設問法、地図記入法、イメージマップ法) |
[1]水辺の遊びにみる生物相の時代変遷と意識変化-住民参加による三世代調査報告書- [2]琵琶湖博物館研究調査報告第9号、琵琶湖博物館 [3]遊磨正秀・嘉田由紀子・藤岡康弘[4]1997.3 |
98 |
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学校隣接公園 |
学校公園の地域教育の場としての可能性を提示し、地域コミュニティにおける小学校のあり方を考察 | ヒアリング調査 |
[1]名古屋市における学校公園の地域住民による利用に関する研究 [2] [3][4] |
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農村(歴史的景観含む) |
農村景観における季節性を表す要素の分析 |
写真分析法 |
[1]写真コンクールにみる農村景観の季節性認識 [2]ランドスケープ研究61(5) [3]奥敬一・深町加津枝・下村彰男[4]1998 |
(12/13)
概 要 |
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№ |
関連分野・適用要素 | 空間 タイプ |
調査目的 |
調査方法等 |
資料の出典等 | ||||
景観 | 触れ合い | [1]:研究等のタイトル、[2]:出典、 [3]:著者、[4]:発行年 |
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眺 望 |
囲 繞 |
環 境 |
活 動 |
価 値 |
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100 |
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観光リゾート地 |
日本人が持つ近代リゾートイメージの変遷について考察 |
文献調査 |
[1]軽井沢におけるリゾートイメージの変遷 [2]東京大学大学院修士論文 [3]緒川弘孝[4] |
101 |
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都市近郊林 |
都市近郊林における史的事項に対応した実際の景観とイメージ、評価の変遷を解析 |
文献調査法 |
[1]武蔵野の景観変遷とそのイメージ・評価の変化 [2]東京大学農学部林学科卒業論文 [3]山根ますみ[4]1989 |
102 |
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自然観察地 |
自然観察において人が動植物を認識する構造を考察 |
イメージマップ法 |
[1]自然観察における動植物の認識構造に関する考察 [2]ランドスケープ研究59(5) [3]海津ゆりえ・石光希代子・下村彰男[4]1996 |
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梅園・中山間地域 |
農業がもつ環境保全機能や経済効果を経済的に評価し、市場メカニズムによる維持・推進を図るための調査・研究 | CVM(量反応方式、価格反応方式) TCM |
[1]農業の外部経済効果の計測におけるコンティンジェント評価法の妥当性-コンティンジェント評価法と旅行評価法によるレクリエーション便益の比較- [2]農林業問題研究120 [3]藤本高志[4]1995.9 |
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歴史的・美的景観をもつ農村地域 |
歴史的景観維持のための農地保全政策について、事例を用いて考察 |
TCM、CVM(アンケート調査による) |
[1]歴史的景観維持のための農地保全政策の便益と費用の評価-明日香村におけるケーススタディ- [2]農村計画学会誌Vol.17, No.1 [3]藤本高志[4]1998 |
105 |
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自然公園 |
自然景観地の眺望景観の認識・評価体系の解明 |
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[1]自然景観における評価と調査に関する研究 [2]ランドスケープ研究61(1) [3]古谷勝則[4]1997 |
(13/13)
概要 |
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