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<【Ⅲ-12】 表Ⅱ-4-3 事業計画の段階に応じた環境保全措置の例(触れ合い活動の場)
(1)触れ合い活動の場における存在・供用影響に関する保全措置
(1/2)
活動特性に対する保全措置の例 | アクセス特性に対する 保全措置の例 |
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直接改変に対する保全措置 | 活動を支える環境に対する保全措置 | ||
回 避 または 低 減 措 置
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立地・配置に関する措置 | ||
■価値認識の高い活動種がおこなわれている活動区への立地を避ける ・活動がおこなわれている活動区への立地を全面的に回避する ・活動において核となる活動区の改変を避ける |
■立地・配置の変更によりアクセスルートの改変を避ける ・施設予定地変更によりアクセスルートを妨げない ・ルートの地下化によりアクセスルートを妨げない |
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規模・構造に関する措置 | |||
■価値認識の高い活動に利用される活動区の改変を最小限に抑える ・道路の橋梁化、施設の地下化等により、活動の場の空間的分断を避ける ・施設規模の縮小により重要な活動区の改変面積を最小化する |
■活動の資源性を支える活動区に立地する施設規模を抑える ・野生動植物等の生息・生育地の改変を少なくする ・活動を支える資源の供給源となる活動区の改変面積を少なくする ■活動区の連続性を保つ ■活動を支える資源性を保つよう、施設の規模・構造の工夫をする ■活動の快適さを支える活動区の改変を抑える ■活動の利便性を支える活動区に立地する施設規模を抑え、影響を最小化する |
■規模・構造の変更により、アクセスルートの改変を避ける | |
デザイン・設備に関する措置 | |||
■立地施設のデザイン・設備により資源性を維持する ・野生生物に対する光害防止のため、フェンスの設置や照明方法に配慮する ■立地施設のデザイン・設備の工夫により快適さを維持する ■立地施設のデザイン・設備の工夫により利便性を維持する |
■歩車道分離 歩道の確保、周辺環境の維持により、アクセスの快適性、安全性を確保する |
(2/2)
活動特性に対する保全措置の例 | アクセス特性に対する 保全措置の例 |
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直接改変に対する保全措置 | 活動を支える環境に対する保全措置 | ||
回避または 低減措置 |
管理・運営に関する措置 | ||
■管理・運営により、資源性を保つ ■管理・運営により活動の快適さを保つ ■管理・運営により利便性を維持する |
■車輌通行時間帯の制限をおこなう |
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代償措置 |
■同様の活動を維持しうる場を代替地として確保する ■異なる場所に資源を移動する ・活動の核となる活動区が有する資源、利便施設を移動させる ■活動の場を復元する |
■新たなアクセスルートを整備する |
(2)触れ合い活動の場における工事影響に関する保全措置
活動特性に対する保全措置の例 |
アクセス特性に対する保全措置の例 |
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回避または 低減措置 |
工事工法に関するに関する措置 |
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■改変面積を小さくする工法を採用する ■活動を支える環境への影響の小さい工法を選択する |
■影響の小さい工法を選択する |
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工事機械の種類に関する措置 | ||
■活動を支える環境への影響の小さい工事機械を選択する |
■アクセスルートにおける利用者の快適性や安全性に及ぼす影響の小さい工事機械を選択する |
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工事工程に関するに関する措置 | ||
■活動を支える環境への影響を最低限に抑える ■造成地の立入禁止期間をできるだけ短くする ■活動への影響を最低限に抑える |
■活動アクセスを妨げないよう配慮する |
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工事車両の運行に関するに関する措置 | ||
■活動を支える環境への影響を最低限に抑える ■活動への影響を最低限に抑える |
■活動アクセスを妨げないよう配慮する |