大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術検討会中間報告書
大気・水・環境負荷分野の環境影響評価技術(I)<スコーピングの進め方>(平成12年8月)

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技術シート 登録番号:温室効果ガス-1

環境項目 温室効果ガス 技術等の種類 予測
技術等の名称 燃焼系からの温室効果ガス排出量算出
技術の内容  ばい煙発生施設、一般家庭、群小事業所等からの温室効果ガス排出量を、燃料使用量と原単位を用いて求める。
 排出量の算出式は、燃料燃焼については
   排出量=燃原料使用量×高発熱量×排出係数
により、また二次エネルギー(電力)については、
   排出量=電力消費量×排出係数
によって求める。

 事業所について燃原料使用量が不明な場合には、対象となる業種毎に、対象施設の規模(面積、出荷額等)をもとに
   燃料使用量=規模×燃料使用額原単位×燃料価格
によって求める。

 一般家庭における燃料使用量は、家計調査年報等より、電気、ガス等の燃料使用量を把握する。

 各原単位等については、文献を参照

調査・予測の
必要条件
対象施設の規模(面積、出荷額、従業員数 等)
適用範囲 CO2,N2O,CH4
課題 各原単位は過去の値であるため、現状あるいは将来的な省エネルギー・省資源の推進に対応することができない。
参考とした
文献・資料
(社)環境情報科学センター(1999)環境アセスメントの技術.中央法規出版、東京、1018pp.

環境庁(1992)二酸化炭素排出量調査報告書.

備考  

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