課題
環境庁長官意見(H12.6)では、次の事項等を課題として指摘している。
・ | 空港対岸部地域開発用地の工事途中の早期段階のうちに、環境影響等の検討結果についてレビューを行うとともに、その結果を踏まえて、著しい環境影響が生じると 懸念される場合にあっては、埋立面積、護岸や防波堤の形状の変更も含め、環境保 全上適切な対策を講じること |
・ | 工事中における環境監視を空港対岸部地域開発用地周辺も含め計画的に実施し、この結果環境保全上問題がある場合は、必要に応じ、埋立工事の変更を含め環境保全上適切な対策を講じること |
・ | 事業実施後の事後調査において、空港島及び空港対岸部地域開発用地の周辺において、地形の変化、有機物の海底への堆積等により環境の変化が生じた場合、環境保全に配慮しつつ、当該部分を浚渫するなど、適切な環境保全措置を講じること |
○ | その他、研究者より砂質浅海域生態系の喪失を代償するために岩礁域生態系を創出することへの疑問等の意見が出されている |