環境アセスメント制度
環境アセスメントガイド
私たちにできる事
3-1 環境アセスメント図書(配慮書・方法書・準備書・評価書・報告書)の内容
環境アセスメント図書(方法書・準備書・評価書)の内容
環境アセスメント図書とは、環境アセスメントの手続の中で事業者が作成する図書の総称です。
環境アセスメントの手続に応じて
- 計画段階環境配慮書(配慮書)
- 環境影響評価方法書(方法書)
- 環境影響評価準備書(準備書)
- 環境影響評価書(評価書)
- 環境保全措置等の報告書(報告書)
の5つが法律で規定された環境アセスメント図書にあたります。
それぞれの環境アセスメント図書に書かれている内容は、主に次のとおりです。
配慮書
事業の位置・規模等の検討段階において、環境保全のために配慮すべき事項についての検討結果を伝えるものです。
方法書
これから行う環境アセスメントの方法を伝えるものです。
- 対象事業の目的及び内容
- 対象事業が実施されるべき区域及びその周囲の概況
- 対象事業に係る環境影響評価の項目並びに調査、予測及び評価の手法
* ただし、具体的にどのような手法で調査・予測・評価を行うかという点については、事業者が既に案を決定している場合に記載されます。
準備書
環境アセスメントの結果を伝えるものです。
- 方法書の内容
- 方法書について環境の保全の見地から寄せられた一般の方々からの意見の概要と事業者の見解
- 方法書について環境の保全の見地から述べられた都道府県知事の意見
- 環境影響評価の項目並びに調査・予測・評価の手法
- 環境影響評価の結果(環境の保全のための措置及び検討の経緯など)
評価書
準備書に対する意見を踏まえて、必要に応じてその内容を修正したものです。
報告書
環境保全措置等の実施状況について、伝えるものです。