海域生態系の環境保全措置の実施事例

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表3-3(2)  中城港湾新港地区公有水面埋立事業(人工干潟試験造成地)

環境保全措置の内容

1.基本方針
平成5年12月以降試験的に実施している泥質土を用いた人工干潟造成事業の有効性について継続的に調査しており、現在までにトカゲハゼ等の干潟生物や野鳥の生息が確認できる状況に至っている。
新港地区で概ね千尾程度のトカゲハゼ成魚が安定して生息していけるよう、新たな生息場所の確保(整備)に努める。
現在実施中の埋立事業についても仔稚魚の接岸・着底時期の工事をさけるよう配慮していく。
以上のこと等より、事業完成までには当該事業実施周辺地域におけるトカゲハゼの生息を十分回復させるよう努力していく。
2.人工干潟試験造成地
表1 人工干潟試験造成地の概要
図1 人工干潟試験造成地の位置及び平面図
図2 人工干潟試験造成地(造成地B)の拡大図
図3 人工干潟造成地の状況

表1 人工干潟試験造成地の概要
fig_3-3(2).jpg (50098 バイト)

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