海域生態系の環境保全措置の実施事例
表目次へ戻る
表3-6(6) 関西国際空港護岸
環境保全措置の効果
3.調査のまとめ
[3]護岸構造と魚介類の関係
・
魚介類の出現種類数は夏季~秋季に多く、冬季に減少する季節変化を繰り返しながら徐々に増加している。
・
緩傾斜石積護岸における出現種類数は、直立護岸での出現種類数を常に上回る。
○
緩傾斜石積護岸が魚介類の成育に望ましい構造であることを示す。
課題
空港島全体の生物的効果を明らかにするには、定量的な調査及び底生性魚類等も含めた多角的な調査を今後継続的に進めることが必要である。